ハーレーの歴史を語るには欠かせないフラットヘッド入門

フラットヘッド

ハーレーをこよなく愛しているユーザーにとっては、サイドバルブの存在が欠かせません。サイドバルブとはエンジンのことで、日本語であらわすと側弁式とも呼ばれています。名称の通り、バルブが側面についているのが名の由来です。

このサイドバルブが使われているバイクはまとめて、フラットヘッドと呼ばれています。実はハーレーの中でも古い歴史を持っている存在であることから、ユーザーから一目置かれている状態です。ハーレーをこれから楽しみたい、深く知りたい人にとって入門的な知識となります。覚えてきましょう。

オーバーヘッドバルブというものも使われていますが、これよりもフラットヘッドは歴史が古くなります。オーバーヘッドバルブ自体も決して新しい技術ではありませんが、それよりも昔から使われてきただけに、愛好家にとっては守っていきたい存在だといえます。

とても単純な構造をしているのが特徴です。おかげでたくさんのパーツを必要とすることなく、メンテナンス費用が安く抑えられるというメリットを持ちます。古い技術になりますが、このコストの安さからバイク以外の分野でも割と活躍しています。力こそやや物足りなさがあるものの、それを上回るコストの安さと、歴史を持っていることから人気があります。